■青年会議所とは

1949年、明るい豊かな社会の実現を理想とし、責任感と情熱をもった青年有志による東京青年商工会議所(商工会議所法制定にともない青年会議所と改名)設立から、日本の青年会議所(JC)運動は始まりました。

共に向上し合い、社会に貢献しようという理念のもとに各地に次々と青年会議所が誕生。1951年には全国的運営の総合調整機関として日本青年会議所(日本JC)が設けられました。

現在、全国に青年会議所があり、三つの信条のもと、よりよい社会づくりをめざし、ボランティアや行政改革等の社会的課題に積極的に取り組んでいます。さらには、国際青年会議所(JCI)のメンバーとして各国の青年会議所と連携し、世界を舞台として、さまざまな活動を展開しています。

■JCI Creed

The Creed of Junior Chamber International

We Believe;

That faith in God gives meaning and purpose to human life;

That the brotherhood of man transcends the sovereignty of nations;

That economic justice can best be won by free men through free enterprise;

That government should be of laws rather than of men;

That earth’s great treasure lies in human personality;

And That service to humanity is the best work of life

JCI綱領

我々はかく信じる

真理は人生に意義と目的を与え

人類の同胞愛は国家による統治を超越し

公正な経済は我々の自由な経済活動によってこそ果たされ

政府には人治ではなく法治が必要であり

人間の個性はこの世の至宝であり

人類への奉仕が人生最大の使命である

■JCI Mission

JCI Mission

“To provide leadership development opportunitiesthat empower young people to create positivechange.”

JCIミッション

青年が社会により良い変化をもたらすためにリーダーシップの開発と成長の機会を提供する。

■JCI Vision

JCI Vision

“To be the foremost global network of young leaders.”

JCIヴィジョン

青年会議所が、若きリーダーの国際的ネットワークを先導する組織となる。

■JC宣言

JC宣言

日本の青年会議所は

希望をもたらす変革の起点として

輝く個性が調和する未来を描き

社会の課題を解決することで

持続可能な地域を創ることを誓う

■綱領

網領

われわれJAYCEEは

社会的・国家的・国際的な責任を自覚し

志を同じうする者 相集い力を合わせ

青年としての 英知と勇気と情熱をもって

明るい豊かな社会を築き上げよう

■JC三信条

JCの性格は、その基本理念として、全世界普遍の人類愛にあります。人類はすべて平等であり、特定の団体あるいは政党などにかたよることなく、何ものにも左右されない最も正しい道を歩み続けます。この方針を貫くためにも、JCの各メンバーが心がけるべきこととして三つの項目を信条としています。

「修練(Training)」個人の修練
社会への奉仕を志すものは、まず自己の修養に努め、良識ある地域社会人として、また指導者たる誇りを持たなければなりません。こうした個人や集団の指導力開発(Leadership Development)とは実践的な活動の中で養成されるものとしています。

「奉仕(Service)」社会への奉仕
戦後の虚脱状態から自由民主主義国家という新しい日本の再建に立ち上がった当時の青年たちが団結し、その強い団結力と勇気をもって、常に時代を先取りし、みずからの手で積極的に社会への奉仕を行ってきました。この活動が地域社会の発展、国家、世界の平和に貢献するものとしています。

「友情(Friendship)」世界との友情
JCは同じ目的を持つ者の集団です。個人の力には限界があり、個人ではできないことも集団の力をも ってするならば可能です。その力をフルに発揮するには、個人の相互の理解と友情がなければ成功しません。 この友情の結びつきが都市から都市へ、国家から国家へ、そして世界中へ広がり、ついには大きな人類愛に高められ、世界の平和に貢献します。